妊娠したい女性の皆さんへ

不妊で悩む人は年々増えています。どうすれば妊娠に近づけるのでしょうか。

妊活するならかかりつけの医師を探し妊娠前のトラブルを防ぐ

妊活にはかかりつけの医師を探そう

わずかでも不安ところがあれば、気楽な気持ちで相談にいける、かかりつけの婦人科医がいますと頼もしいものです。じつは低年齢の世代でも、ピルを飲用している人々は、婦人科の疾患・障害だけに限らず、それ以外の疾患も少ないことが確認されています。低用量ピルを採用するのは、避妊のためだけだと未だに考えている人もいるようですが、今日では避妊目的よりも生理痛を緩和したり、生理不順のため、また生理前症候群のイラつきや暴飲暴食を防止したりするために服薬している方が多くいます。10代の女性であっても、おりものが少し異常とか、いつもと月経がちょっと異なるとか、不正出血したとかいうことを気負わずにお医者さんに相談できます。

ふだんから婦人科に出かけることに慣れていれば、赤ちゃんを望んでいるという相談もしやすくなるでしょう。平成25年は風疹が広がっていきましたが、風疹による妊娠への影響について、あれほどの特集されていても、あまり知らない方がずい分いました。ワクチンを接種しておくことで赤ちゃんが疾患を発症しないことも知らない方がいたのです。でも医療機関に周期的に通われていて、たとえば「ピルを長い間使用しているけども今から赤ちゃんを望んでいる。」と言われれば「身ごもる前に風疹ワクチンを接種しましょう。」等の助言をすることも行なえます。妊娠中は接種できないので妊娠前に接種することが必須条件です。

妊娠する前に風疹ワクチンを

妊娠中にお母さんが風疹を発症すると、赤ちゃんは先天性風疹症候群になり、目は白内障で見えない、耳は聴覚障害で聞こえない、心臓は先天性の病気が出る、という3つの病状が生じうるのです。わが国では先天性風疹症候群の赤ちゃんは、一年毎に、1~2人ずつくらいで変動していたので、産婦人科医の中であっても「風疹の検査はもう無用ではないか」というムードがありました。けれど、平成25年の流行で、その年は先天性風疹症候群の赤ちゃんが44人も誕生したのです。母親がワクチンを接種しておけば、赤ちゃんにトラブルが発症する懸念は現れなかったです。このように周期的に婦人科に通院することにより、妊娠にとって重大な通知をお医者さんから供与してもらいやすいという大きなアドバンテージもあるのです。